前世・カルマの考え方/私の場合

かなりスピリチュアルな内容です。

前世や業が今の自分の脚を引っぱっていると感じている人には是非読んでほしいです。

 

 

今このような苦痛を味わうのは、前世で…だったからだ。

そんな風に言えると楽なのかもしれません。

苦痛を受け入れるのが楽になるという事です。

かのニーチェは、「人間は苦しみそれ以上に、自分の苦しみに理由のないことに耐えられない」といっています。


私の場合は、父親が強いカルマ思考の持ち主でした。

「うちの家系は業が重いから」が口癖でした。

「業があるからお祈りしないとダメ」

「業があるからお前は医者にならなきゃダメだ」(父の中ではお医者さんが一番業を軽くできる職業だったようです)

「俺は医者だからまだ生きられている」とも言っていました。(高齢者になってからではありません。私が学生時代に言っていたので40代だったと思います)

 

幼いころから聞かされ続けたカルマ思考は私から主体性を奪っていきました。

「前世があるから今世はこうだ。」と(今に思えば、勝手に決めつけられた)因果のストーリーから逃れられないと感じていたのです。

そのストーリーを信じるあまり、変わろうにも変われなくなっていました。

 

私がようやく親の言うことがおかしいかもしれないと薄々感じ始めたのは

「業があって医者にならなきゃ救われないのに試験に受からないじゃん!」

という無茶理論(笑)からでした。

 

実は、人生に受け身になるあまり

受験勉強を十分にするという主体的行動も捨てていたのです。

 

それから数年かけて、カウンセリングや哲学を学び、

自分が自分の人生を創造するのだというその信念が大事なのだと学びました。

私は、前世の因果などを否定しているわけではありません。

ただ、今この瞬間を生きる自分のためになる解釈をする必要があると感じます。

 

個人的には、自分で創造してみるのも面白いと思います。

理想の自分にふさわしい前世を描き、現世を描き、来世を描く。

面白そうではありませんか?(笑)

 

最後までご覧くださりありがとうございました。